最終更新日 | 2022/4/18 | 訪問日 | 2016/5月中旬・2013/9月下旬 |
【須川温泉 栗駒山荘】基本情報
すかわおんせん くりこまさんそう
住所〒019-0803 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林(栗駒国定公園内)
TEL:0182-47-5111 FAX:0182-47-5300
公式サイト
*期間限定営業 2014年4月30日~11月初旬
【宿泊料金】
1泊2食付:12,600~17,850円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応×
毎年、夏と秋のハイシーズンはハガキでの受付となります。
口コミ評価:Google 4.3点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆絶景露天風呂に入りたい
◆硫黄泉のにごり湯が好き
◆おしゃれなリゾート風のホテルが良い
◆栗駒山登山目的
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【日帰り入浴】R.3現在
営業時間:10:00~16:00 ※繁忙期は営業短縮
大人750円 子供400円 (入浴1回限り)
個室休憩:10:00~14:00
6,200円(入浴料別)1室4名様まで 1名増すごと1,550追加
大広間休憩:午前 10:00~15:30
大人 1,350円、小人700円(入浴自由)
食事処:11:30~14:30L.O.
【アクセス】
◆車
東北自動車道・一関IC→国道342号約46km80分。ドラぷら
◆電車
JR東北新幹線「一ノ関」下車、須川高原温泉行のバス(10:00発11:34着、14:40発→16:14着)
で須川温泉前下車、徒歩5分。Yahoo!路線情報・岩手県交通株式会社バス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
【地図】
【絶景露天風呂!栗駒山荘 日帰り入浴レポ】
「須川温泉 栗駒山荘」は、栗駒山麓にある温泉付リゾートホテルです。
露天風呂からの眺めが絶景だと評判で、
とくに紅葉の時期は絨毯のように赤く染まった山の稜線を眺めに大勢の人が押し寄せます。
宿泊予約もなかなか取れず、ハイシーズンはハガキ申込&抽選となっています。
秋田県と岩手県の県境。
栗駒山麓には2件温泉付の宿泊施設があり、
岩手県側は「須川高原温泉」、秋田県側は「栗駒山荘」です。
距離にして車で30秒足らず、徒歩3分ほどなのですが、
須川高原温泉はどちらかといえば大型の公共湯治宿的な雰囲気、
栗駒山荘の方は小奇麗なリゾートホテルといった雰囲気です。
須川高原温泉の外観
栗駒山荘の外観
価格はいずれも1泊2食付平均13,000円~14,000円前後と同じなので、
居心地の良さを取るなら栗駒山荘、
湯治場的な雰囲気を堪能するなら須川高原温泉の方でしょうか。
栗駒山荘はなかなか予約が取れないことで有名ですが、
平日でしたら、公式サイト又はじゃらん等の空室を見て予約することも可能です。
「栗駒山荘」の駐車場から見た栗駒山
2013年9月末の訪問の際には須川高原温泉に2泊しましたが、3日目にしてようやく快晴。
従業員さんも双眼鏡で山の天気をチェックしていました。
栗駒山の登山ではなぜか6時間もぐるぐると麓で迷ってしまい、
ようやく頂上に向かう頃には筋肉痛&薄暗くなり、途中で引き返してしまいましたが、
頂上のあたりは紅葉が始まっていました。
玄関から入って左手にフロント、右にお土産コーナー。
眺めの良いラウンジ。透明な箱はエレベーターかと思ったら、喫煙所でした。
栗駒山荘は、須川高原温泉の後だと、綺麗なホテルだなぁという印象です(笑)
どちらも全くタイプの違う宿として好きなのですが。
【栗駒山荘 大浴場】
それではさっそくお風呂へ。
大浴場入口
須川高原温泉に2泊宿泊中、当日、翌日、チェックアウト後と
3回栗駒山荘の入浴券をもらったのですが、
当日は疲れてダウン、
2日目の朝は濃霧だったので「あそこは景色が見えないとね」と宿の人に言われ諦め、
3日目の帰る日になって快晴になったのでようやく入ることができました。
一般の日帰り客はフロント横の自動販売機で入浴券を購入します。
一般の日帰り入浴は9:00~16:30受付(17:00退館)ですが、
須川高原温泉宿泊者は5:00~21:00まで入浴できます(ただし8:00~9:00は清掃)。
お風呂のお湯は、夜間(0:00~4:00)毎日入替とのことで、その間は宿泊者でも入浴できません。
ロビーで「須川高原温泉に泊まっています」と、入浴券を渡して入ります。
ちなみに、須川高原温泉でもらえる入浴券には日付のスタンプが押され、当日限り有効です。
入浴券はフロントで催促しないと貰えませんので、
須川高原温泉に宿泊する場合には忘れずに。
須川高原温泉でお話しした東北の方は、
相互に無料券がもらえるというシステムを知らなかったようなので、
「いいこと聞いた」と言っていました。
私も他所のブログで知り、その節はお世話になりました(笑)
廊下の奥が女湯でした。
*お風呂場へのカメラの持ち込みは原則禁止です。
今回は掃除の前後で誰もいないからOKということで、フロントの許可を戴きました。
入口には成分分析表。
お湯は岩手側からの引き湯ということで、
泉質にこだわるのであれば須川高原温泉の方がいいのでしょうか。
よほどのマニアでもない限りそれほど違いに気づくはずももないと思いますが。
脱衣所。綺麗で広々としています。アメニティも揃っていました。
朝8時から清掃なのですが、直前でしたので、誰もおらず。
シャワーも10か所以上あります。
隣の須川高原もそうですが、自然水が酸性で使いにくいので、
節水にご協力を、とありました。梅雨の時期に雨が少なかったそうです。
内湯の大浴場。
真ん中の丸太のような所からお湯が注がれています。
外は全面ガラス張りです。
2013年9月末の訪問時では、温度は42度前後、露天風呂よりもやや熱めでした。
須川高原温泉の露天(大日湯)と比べると、白濁加減が薄いです。
向こうも、源泉に一番近い内湯(霊泉の湯)はほとんど無色に近かったので、
お湯を投入してから時間が経っていない=新鮮ということなのでしょうか。
長さは10m以上、幅は2mくらいでしょうか。
30人くらいは入れそうな広さです。
ガラスも綺麗に掃除されていて、景色もいいです。
天井も高くて広々としています。
内湯の右端にドアがあり、そこから露天風呂に出ます。
大浴場とほぼ同じ大きさで、一段真下にある感じです。
高い衝立を挟んで、右側が男湯です。
栗駒山の裾のと国道沿いの景色。標高1100m。
山麓の紅葉の時期は10月上旬からですので、1週間早かったですが、
それでもこの眺望は素晴らしいです。
縁に肘をついてずっと眺められる感じで、
山との一体感を味わえるお風呂のデザインもいいですね。
お湯は前後から投入されています。
浴槽の壁の部分は湯花がこびりついていましたが、露天風呂もほんのり白濁する程度でした。
須川高原温泉のお風呂とは全く別物と思うようなマイルドな肌触り。
*2016年5月訪問時の追記
5月いっぱいは雪解け水が混じるそうで、白濁はせず、グリーンがかかった透明なお湯でした。
外気は23度と暖かかったせいか、露天の温度は44度近くあり、
須川高原温泉の「中浴場」かと思うほど、しびれるくらい熱かったですw
内湯の方は42度とぬるめでしたが、やっぱり透明でほとんど湯花のないグリーンがかったお湯でした。
お風呂からは下の国道を走る車が良く見えたので、
帰る際に道路側から栗駒山荘のお風呂は見えるのかなぁと思って見てみました。
湯気が立っていて、男女別の仕切り板と内湯のガラス張りは見えましたが、
露天風呂の方は何も見えませんね。当たり前ですが。
ただ、2016年5月に訪問した時には、
通行止めの前の道路に停車している車がお風呂から見えたので、もしかして???
【栗駒山荘 ランチ】
2016年に訪問した際には、ランチの営業時間に間に合ったので、食べて帰りました。
レストランはフロント奥の階段を降りたところにあります。
営業時間:午前11:00-午後3:30 (LO午後3:00)
ウッディなテーブル席。
メニューは蕎麦うどん、パスタ、焼きそば、丼物等です。
3年前に訪問した時には皆瀬牛のステーキもあったはずですが、今回は軽食メニューが中心でした。
注文したのは「成瀬ナポリタン」 スープ、サラダとセットで1,000円。
栗駒山荘はおしゃれな雰囲気だけでなく、食事も美味しいと評判なのですが、
ランチでもその実力が十分分かりました。
絶妙なアルデンテで、ナポリタンとはいえ本格イタリアンのような味でした。
粉チーズもきちんとおろしたものがついてきます。
スープはとろろこんぶと和風でした。
デザートに「仙人米ジェラート」 400円
お米の粒が入ったバニラアイスで、これも美味しかったです♪
レストランでは窓からの眺めも素晴らしいです。
5月下旬近くでもまだ雪が残っていますが、
2016年は暖冬だったので、例年よりも雪解けは早かったようです。
ちなみに、須川高原から小安峡に向かう道路は冬期閉鎖で例年6月1日に開通するのですが、
今年は5月20日に開通しました。
訪問した日は前々日だったので、大回りして小安峡まで向かうことにw
栗駒山荘も、須川高原温泉も、
どちらかに宿泊すれば他方の日帰り入浴は無料でできます。
しかも、宿泊者と同じ時間帯に利用できるので、
一般の日帰り入浴の受付(9:00~)よりも早く行けば、
ゆっくりとお風呂を楽しむことができます。
帰り際、9時ちょっと前に下山した時には、
もう、大型観光バスと何台もすれ違いましたので、
入るならばその前の時間帯にというのがおすすめです。
ただし、8:00~9:00は清掃時間です。
【栗駒山荘 お土産コーナー】
秋田の名産品はほぼ揃っています。
栗駒高原のアイスクリーム、牛乳、ヨーグルト
栗駒山荘オリジナルの温泉の素(硫黄成分は入っていません)。
これから、栗駒山の「仙人水」を汲んで平泉の中尊寺に向かいます。
さようなら、栗駒山。
頂上には行けなかったので、また今度(^^♪
【栗駒山荘の口コミ】
JTB 総合93点 お風呂94点 夕食83点 全28件
じゃらん 総合4.4 お風呂4.6 夕食4.0 全5件
Nifty温泉 総合4.7点 全63件
【須川温泉 栗駒山荘 温泉の感想】
3年ぶりの訪問で、またしても須川高原温泉の方に宿泊しましたが、
栗駒山荘のランチがおいしかったので、夕食の方も気になり、次回こそ宿泊してみたいです。
従業員さんの接客がとても洗練されているのも良かったです。
泉質★★★★4.4
お風呂の雰囲気★★★★4.4(眺め5.0)
清潔感★★★★4.7
接客サービス★★★★4.6
栗駒山荘の予約サイト |
*予約サイトは掲載時の情報です。取扱会社の変更がある場合もございますのでご了承ください。
【栗駒山荘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場各1 男女別露天風呂各1
利用時間:9:00~24:00/4:00~8:00
◆源泉
源泉:仙人温泉(須川温泉) 源泉温度49.9℃ 湯量6000L/分(須川温泉全体)
泉質:強酸性の明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉、
酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型) pH1.9
態様:源泉掛け流し、加水加温なし
効能:胃腸病、慢性婦人病、呼吸器病、慢性消化器病、慢性皮膚炎、高血圧症、神経痛、筋肉痛、関節炎、くじき、痔疾、病後回復期、疲労回復気、健康増進、きりきず、やけど、糖尿病、月経障害、虚弱児童、運動麻痺、関節のこわばり
◆宿情報
1泊2食付:12,600~17,850円 お一人様〇
和室、洋室ベッド、和洋室のプランあり。
全室トイレ付、冷蔵庫・冷房はなし
毎年、夏と秋のハイシーズンはハガキでの受付となります。
2013年度の場合
7月第3土曜日(2013.7.20)~8月第3土曜日(2013.8.17)
9月第3土曜日(2013.9.21) ~10月第3土曜日(2013.10.19)
ハガキでの受付期間は3月の1ヶ月間です。3月1日~31日(消印有効)
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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